開花情報（2023年6月20日）

みなさん、こんにちは

６月２０日（火）時点の開花情報をお知らせします。

登山道では緑が生い茂り、大きい花じゃないと目立ちにくくなってきました。

前回綺麗に花を咲かせていたシラネアオイ、サンカヨウは見頃を終え

タニウツギ、オオバミゾホオズキ、マイヅルソウ、クルマバソウが咲き始めました。

湿原はミズバショウもシーズンを終え、一面が芽吹き緑色になってきました。

ハクサンチドリ、ヒメシャクナゲ、ミヤマキンポウゲ

そして高山植物の中では認知度、人気ともに上位のチングルマも見頃を迎えています。

最後のひと踏ん張り、シラネアオイ、タカネザクラもわずかに見ることができ

展望台分岐の沢ではエゾノリュウキンカもまだ綺麗に咲いていました。

さて、最後にお知らせです。エゾカンゾウの開花を確認しました。

昨年に引き続き、今年もある程度の開花数は見込めそうで

今週末頃から少しずつ花を開かせてくるのではないかと考えています。

しかし、2015年頃から侵入を始めたエゾシカによる食害被害を受けて

結実につながっていないのも事実です。

少しでも食害を減らすため、行政組織で対策を講じて実施をしています。

植生の面で保護しなければいけないはもちろんですが

暑寒の山並みと池塘、そしてエゾカンゾウで一面黄色になる景色を守っていきたいですね。

雨竜町観光協会

TwitterInstagram